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エコでエシカルなサンダルをご紹介
  • 今注目のエシカルファッションをピックアップ♪
2021.07.7

地球にも優しいサステナブルなサンダルで 足元から夏を楽しもう! キチラブがおススメするエシカルサンダル3選

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暑い夏、足元を涼しくしてくれるサンダル。キャンプやベランダで楽しむアウトドアリビングなどで、お気に入りのサンダルを履いていると気分もあがってきますね♪
エシカルファッションのアイテムが増えてきたこの頃、サンダルも地球にやさしい素材のものを選びたいと思っているおしゃれ好きの方も多いのでは?
そこで今回は、サステナブルでエシカルなサンダルをピックアップ!
どれも、作り手さんの想いが込められた魅力的なサンダルです(^^)
この夏一押し!ストーリーのあるサンダルを夏のお気に入りアイテムに加えてみては?

コンセプトは「想いはもっと形にできる」
愛媛などのヒノキを使ったパラアーティストとのコラボサンダル

最初にご紹介するのは、下駄の伝統工芸士と愛媛のアーティストとのコラボレーションから生まれた木のサンダルの「Candal(キャンダル)」。

愛媛の長浜木履工場でサンダルは作られています。つながりのあるデザイン事務所さんから提案がきっかけで実現したコラボレーションのサンダル。以前から障がい者の方々のお役に立てることはないかとの想いが形になったサンダルです。

布バンドの部分のデザインは愛媛のパラアーティストが手がけています。パラアーティストとは障がいのあるアーティスト・芸術家の総称。障がいの垣根をこえてアートは人の心を豊かにしてくれるもの。カラフルなデザインで足元も楽しくなりそうです♪


愛媛や高知県産のヒノキ間伐材を使っているのもいいですね^^
ローカルな地元資源をつかうことはSDGsの目標にも繋がりますね。
木を育て、大切に使う上でも間伐材は使っていきたい素材です♪

絵を描く「キャンバス」と「サンダル」をあわせて「Candal(キャンダル)」と名付けたそう。

今回コラボした4名のパラアーティストのお一人、Hashimoto Daijirouさんは、愛媛県内で個展やライブパフォーマンスを行ない、2017年には「愛媛の障がい者アート展」で特選を受賞したアーティストです。
壁画作品なども製作し、2019年には「日比野克彦×道後温泉 道後アート2019・2020 “ひみつジャナイ基地プロジェクト”」で作品の展示も行うなど幅広く製作を行なっています。

「想いはもっと形にできる」がコンセプトのCandal。それぞれ個性豊かなアートデザインになっています。

「Candalを履いて、木の温もりやアーティストの感性に触れて頂き、足もとから明るく元気になってください」とご担当者からのメッセージ。

木の下駄を一つずつ手作りする職人さんが作ったサンダルだけあって、夏の浴衣などにも合いそうです♪

リサイクルタイヤのゴムを使ったエコなサンダルindosole

グリーンやイエロー、白や黒などのカラーがあるインドソールのサンダル

シンプルなデザインと柔らかなフットベッドが特徴のindosole(インドソール)のサンダル。

廃タイヤをリサイクルゴムへと再構築し、ソールへ利用しているそう。

インドネシアで生まれ育った、旅人でサーファーのカイル パーソン氏がバリ島に訪れた際に現地に廃棄される
ゴミやタイヤの現状を知って2009 年に indosole を立ち上げました。

毎年世界中で 15 億本以上 廃棄されるタイヤ。

これらのタイヤは自然分解されることなく、中間処理場に長期間放置されていたり、河川などに不法投棄されて環境汚染問題となっています。

山積みにされた廃タイヤが蚊の繁殖地となり、熱帯諸国ではマラリアやデング熱などの病気を引き起こしてしまう原因にも…

発展途上国にある工場へ回収され燃やされても、これらの燃焼がもたらす大気汚染、水や土、身体への影響も指摘されています。

自然分解されない廃タイヤを埋め立て地に放置するのではなく、
再利用して作られたサンダルです。

快適で耐久性もあるindosoleのECOノミカルなサンダルは、アメリカでB-Corpとして認証もされています。

(B-Corpとは、米非営利団体B-Labが運営する国際的な認証制度のことで、
ビジネスの透明性、社会への貢献度、環境への配慮等の条件をクリアした企業のみが取得できます。)

この夏、新作のコラボサンダルもあるそうです♪

神戸発のエシカルサンダル
シンプルにシックな黒でおしゃれを演出

「キレイな海をまもりたい」
そんな想いが詰まった神戸発のサステナブルサンダルブランドのKIANO(キアーノ)。

三叉の弓矢とサジタリウスが描かれたロゴには
「人間と動物と植物がともに、海を守る」
というメッセージが込められています。

「あしもとから、世界の海と人々の心を持続可能な豊かなものにする」
そんな想いが発端になり生まれたKIANO。

サンダル製品それぞれのネーミングには、世界中で活動しているサステナブルリーダー達の名前が名付けられています。

タイで脱プラスチックを訴える活動を行っている少女・Lillyさんの名前を敬愛をこめてサンダルのネーミングにいれたものもあります。

Lillyさんは、タイをきれいにしたいという想いから首都バンコクの汚れた運河のごみを拾う活動をしています。
「楽観的でいたいけど、怒ってもいる。私たちの地球が失われている。」
とLillyさんは言います。

天然ゴムの素材特製を活かしたシックな黒を中心にデザインされているKIANOのサンダル。
カラフルな靴下を合わせてもかわいいですね♪

スポーツシューズのリスクや弊害を学び、きれいな脚を育てられるよう、最適な機能を追求してつくられているそう。

「裸足に近い生活が健全な足と脚の成長に有効であるということが近年わかってきています。
子どもたちの健全な脚の成長のため、裸足に近い感覚を体験できるキッズサイズの開発に取り組んでいます。」
とKIANO KOBE JAPAN代表のKUSAKAさん。
親子でサステナブルなサンダルを履くのもいいですね♪

靴箱は2次活用できるように、シンプルでおしゃれなデザインにしたとのこと。
神戸の箱屋メーカー「橋本パッケ」さんが製作しています。
梱包に使われているリボンは、パルプを主原料にした紙製のリボンになっています。

夏を彩るストーリのあるサンダルたち

どのサンダルの作り手のかたも「海や陸、地球や人に優しいサンダルを提供したい」という想いは同じ。

エシカルサンダルを履きながらアウトドア料理するのもいいですね。
キチラブではおうちで楽しむそとごはんレシピも掲載中です。
サステナブルなサンダルを履いて、おいしいものを作って食べて、今年の夏を楽しんでみてはいかがでしょうか♪

長浜木履工場 https://www.nagamoku.com/

Indosole(インドソール)  https://indosole.jp/

KIANO(キアーノ) https://kiano-kobe.com/

(掲載情報は2021年6月掲載時のものです)


食探訪人ふくちゃん

料理を作ること、食べることが好きな「キチラブ」サポーター第1期生。週1回、横浜の農家さんの畑で援農(ベジサポ)の土いじりでリフレッシュ。家で時々、自家製酵母を使って焙煎した米ぬか(ライスブラン)が入ったパンを焼く。米ぬかを使いこなしたいとレシピ開拓中。ビートルズ、ジャズやボサノバなどが好きな音楽と食の探訪人。

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