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2019.12.25

自然の香り溢れるホリスティックライフのすすめ

  • vol.2 アロマセラピーの生みの親、ラベンダー
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鮮やかな紫の「ラベンダー」は、
見た目も癒し効果満点!

香りの世界では有名な話ですが、ルネ・モーリス・ガットフォセというフランス人化学者で調香師だった彼が、実験中に火傷を負い、ラベンダーの精油をつけて回復したことから、「Aroma(芳香)」+「Therapy(療法)」=「アロマセラピー」という言葉ができたと言われています。

日本でもラベンダーはとてもメジャーな香り。「ラベンダー=リラックス」という印象が強いですが、緊張をほぐすのはもちろん、冷やす作用、火傷の治癒や炎症の改善にも効果があると言われています。古代ギリシャや古代ローマの時代から、沐浴や洗濯の時の殺菌や芳香剤として使われていました。現代では香りはもちろんのこと、コスメなどにも含まれています。

鎮痛作用にも効果があると言われていることから、私は頭痛や生理痛に悩まされたときには、ホットタオルに数滴ラベンダーの精油を垂らし、温タオルを作って、痛みを感じるところにあてたりしています。

 イライラしてしまう時や、気持ちが不安定になる時にもティッシュペーパー、ハンカチやマスクに数滴垂らしたラベンダーの香りを嗅ぐと、深い呼吸が促されて、自然と気持ちが落ち着きます。

前回ご紹介したペパーミント同様、エッセンシャルもお手頃価格で入手が可能です。ディフューザーに入れて香りを楽しんだり、オイルに混ぜてマッサージをしたり、一家に一本あるととても便利な香りです。

 また、ハーブのラベンダーは、防虫効果があるとも言われているので、ドライハーブをお部屋に飾るのもオススメ。「なんだか眠れないな」と感じた時は、ラベンダーティーを摂取してみてください。ラベンダー単体のハーブティーはもちろん、カモミールやミントなどとブレンドしたハーブティーは味も香りも楽しめることができます。

  • Haruna Sema
    アロマデザイナー

    『わたしだけが知っているわたしの望む香り』をテーマに、オーガニック・野生種の精油を使用して香りを作っている。パーソナル、企業用の香りから、イベント・結婚式・音楽ライブの空間演出など、幅広く活動中。国産の精油に関しては、環境に配慮された作り方をしている作り手の畑や蒸留所まで足を運び、納得した香りのみを使用。一人ひとりに寄り添った香りをデザインしている。

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