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2021.03.8

食のバリアフリーを実現し、みんなで笑って 食事ができる文化を日本に根付かせたい

  • 美味しい仕掛け人たち Vol.7

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“食のバリアフリー”を実現する仕掛け人

『Vegewel』(株式会社フレンバシー)代表取締役
播 太樹さん Taiki Hari

1987年・大阪府出身。神戸大学国際文化学部卒(在学中に米ジョージア大学留学)。三井住友銀行、公益財団法人国際金融情報センターを経て、2015年に(株)フレンバシーを創業。ヴィーガン/ベジタリアン・グルテンフリー・オーガニック等、食のスタイルにあわせて検索できるレストランガイド「Vegewel( ベジウェル)」を開設、のちに、プラントベース(植物性)食品を集めたオンラインショップ「Vegewel Marché(ベジウェルマルシェ)」もオープン。

文:小林さち

食べ物に不自由する訪日外国人を
助けたいと思ったのがきっかけ

学生時代から漠然と起業したいと思っていました。けれども、どんなビジネスを始めればよいものか、具体的なイメージは掴めていなかったのです。そこで、様々な業種や経営の勉強ができる環境に身を置いてみようと、まずはメガバンクに就職。法人営業や海外事業の支援等に関わり経験を積む傍ら、かつて留学していたことや、20ヶ国以上を旅した経験などから、訪日外国人向けのインバウンド事業を手掛けてみたいと思うようになりました。



ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリー・低糖質など、
“食の制限”に特化したレストランガイド『Vegewel』。英語版にも対応。
プラントベース(植物性)食品が手軽に買えるオンラインショップも運営。

「世の中に必要とされているのに、まだ誰も着手していない仕事とは?」を考えた時、ふと気づいたのが、食で不自由を感じている訪日外国人が多いということ。病気や体質、宗教やポリシーなどの理由から、特定の食材を避ける外国人は数多く存在します。けれども彼らに対する日本人の認識や理解はまだ浅く、十分なサービスが提供されていなかったんです。そこで、食に制限のある人々でも安心して食事ができるレストランの情報サイトを立ち上げることを思いつきました。それが「Vegewel」の始まりです。

食のバリアフリーを必要とする人々が
実は日本にもたくさんいた

実際にサイトを開設してみると、日本人の利用者が予想以上に増えていきました。まず、食物アレルギーのある方々が反応してくれたように思います。彼らは“原材料を正確に把握している飲食店” を求めており、「Vegewel」がその受け皿になったわけです。最近では、健康や動物愛護の観点から、植物性食品のニーズが増えているとも感じます。

植物性食品を手軽に購入できる場としてwebショップも始めました。従来の商品には、味や食感が今ひとつ…というものが多かったため、オリジナル商品の開発も手掛けるように。新しいメニューを開発したいという企業や飲食店とのコラボレーションも始まっています。食に制限のある人も、ない人も、一緒にテーブルを囲んで楽しく食事が出来るような文化が、日本にもぜひ定着していってほしいですね。

株式会社フレンバシー

住  所:東京都渋谷区代々木3-43-1 ガーリックビル参宮橋102

電話番号:03-4405-4551

Vegewel:https://vegewel.com/ja/

Vegewel Marche:https://vegewel.com/ja/marche/

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