今こそ、何をSDGsすべきか?
観て、聴いて、ふれあい、絆を結ぶ体験ツアー
今こそ、何をSDGsすべきなのか、を探求する旅です。
大昔から大変な努力を払って“SDGs”してこられた貴重な遺産を、その遺産を守ってきた人々を、この目で観て、聴いて、触れて、心を通わせ合い、絆を結ぶ。そして、もちろんおいしくいただく。
そんなスタディーツアーで、あなたのSDGsをアップデートしていきましょう!
もくじ
世界農業遺産(GIAHS)とは?
Globally Important Agricultural Heritage Systems
世界農業遺産(GIAHS)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。
世界中に24か国76地域、日本には現時点で15地域が登録されています。
このシリーズツアーが目指すもの
海(湖)、山、里に深く根差した「有機農業システム」と長い歴史を持つSDGsの本質を、観て、聴いて、触って、実感し、買って支える提携(TEIKEI)の輪を日本全国に広げること
静岡茶草場農法と水わさび栽培
Tour Report Vol.7 2024.6.8-9
有東木(うとうぎ)の水わさび、400年続くわさび農家の17代目白鳥さんにお話しを聞きました。わさび田には、モンシロチョウが。無農薬の証です。続いて、「東山茶業組合」へ。茶畑と草場がモザイク状に存在し、草は堆肥になる上、草場は森林よりもCO2削減率がよく、保水力も高い。これは、阿蘇の草原の役割をお話しいただいた南阿蘇村の山戸さんのお話しにつながります。「阿蘇の草原を守る山焼きは森にしないために必要なんだ」と…
有機栽培、特別栽培の栽培時農薬&化学肥料不使用の生産者としっかり提携できるお話しを結んでくださったのは、農家古民家、一棟貸しをされている「旅ノ舎」山田さんのおかげ! Beyond Organicでは、2025年春より花わさびを定期購入することになりました。
和歌山県みなべ・田辺地域 再訪
みなべ・田辺の梅システム 2024.6.12
Tour Report Vol.2-2
今年は、大和田順子教授のご紹介で(キチラブ掲載シリーズVol.5ご紹介)、「SDGs未来都市(内閣府)に認定(2024年5月23日)されたみなべ町の役場(「うめ課」は昨年50周年!)を訪ねました。みなべ町では、梅を有機転換していくこと、そして、立命館大学の日本バイオ炭研究センターの協力により、毎年大量に出る梅の剪定枝をバイオ炭にして圃場に返すことで「J-クレジット」を創出・活用する試みなどで地域の活性化を目指しています。バイオ炭には、大気中からCO2を除去するとともに、土壌の保肥力や保水力向上機能があり、資源循環にもつながります。
有機梅農家の訪問は2軒、それに加えて、自然農法を実践する農家2軒も訪ねました。南高梅発祥農園である紀州たかだ果園さんが、ほとんどすべての圃場で有機認証を取得されていることには驚きました。生田富哉さんの梅樹園も、100年来の歴史がありますが、つい最近、耕作放置梅林を有機栽培に転換するチャレンジを始められました。国の「みどりの食料システム戦略」の効果は着実に全国に浸透してきているといったところでしょう。
現在の食材を使って作るOrganic CC’Cookingの旅のお土産レシピ
静岡編 Organic CC’Cooking Training 花わさび
加熱の仕方が決め手です。煮てはいけない、ただ、熱湯にかけるだけ。そして、密閉容器で保存すること! 茹で立てのパスタに混ぜて、鰹節をかけ、だし醤油をかければ『和風ペペロンチーノ』。豚スライスのしゃぶしゃぶで巻くと花わさびの肉巻きになります。
和歌山編 梅風味のさっぱり出汁夏バージョン
手作りのだし100ccにつき梅干し1〜2個を加えて、弱火で加熱してから、冷まします。素麺つゆはもちろん、焼き野菜のつけ汁にもぴったりです。
2024年 今後のツアーの予定
・10月初旬 岐阜県長良川上中流域「長良川鵜飼ツアー」
・11月末 宮城県大崎地域「大崎耕土」蕪栗沼で渡り鳥の聖地を観察する
2025年3月末、フランスツアーを企画しています。
(フランスアマップとの交流&欧州のSDGs体験ツアー』
Beyond Organic ✖️ BIOFACE JAPAN
私たちBeyond Organic株式会社は、2024年10月25日〜27日に東京ビッグサイトで開催される、「BIOFACH JAPAN(ビオファ ジャパン)に出展することになりました。
BIOFACHは、1990年以来、ドイツ・ニュルンベルクを拠点に世界各地で開催されてきた世界有数のオーガニック見本市で、日本でにおいては朝日新聞社とニュルンベルクメッセの共催という形でおこなわれます。
最も大きな特徴は、「原則、オーガニック認証を受けた商材のみが出展可能」というところにあり、食品の場合、「オーガニック認証商品(有機JAS 認証またはIFOAM基準に合致する海外認証)」「天然採集または天然漁業による製品」しか展示が許可されません。このため、出展するには、申込申請書を提出した後、個別審査を受けることが必要となります。Beyond Organic株式会社は、先日、この審査を通過し、出展できる運びとなりました。
10月に会場で皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
BIOFACH JAPAN2024 ホームページはこちら
GOOD LIFE フェア2024のホームページはこちら
ツアー発起人:山本朝子(Beyond Organic株式会社 Organic CC’Cooking & Diet school主催/オーガニックフードマイスター講座主催)
お問い合わせ
Beyond Organic株式会社
本社: 〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷3丁目31-19 シャルダン大庭202
Phone 080-8943-6045 Mail shingo2017@gmail.com
築地事務所:〒104-0045 東京都中央区築地3-2-5 第2平和田ビル6階 山田水産株式会社 気付
Phone 03-6260-6826
HP http://grainmeister.org/grainismco/