おいしいパンやオーガニック素材のクッキー等を販売している「自然食品店かれん」をご紹介。
前半に引き続き、今回 後半ではアート雑貨などもあるカフェなどをレポート!
(前半では、オーガニックなランチが楽しめる「オーガニックスペースかれん」の様子をレポートしています
前半はコチラ! → https://kle.ovj.jp/welfare-karen-1/ )
オーガニックのドリンクや
アートなクラフト雑貨のあるカフェ♪
「自然食品店かれん」から、歩いて1分もかからないところにある同系列の「カフェモア」。こちらのお店では、素材にこだわって作ったケーキなどが楽しめます。
国産小麦を使ったチーズケーキやオーガニックの紅茶をオーダーして しばしまったり~
ゆったりしたBGMが流れてついつい長いしそうになってしまいます(笑)
「カフェモア」では、かれんのメンバーが作ったクラフト雑貨や陶器のお皿やカップなどが販売されています。
どんな料理にも合いそうなシンプルな白地のお皿や、お茶碗や丸皿もあってセットで揃えてもよさそう。カラフルな手織りのポーチや明るいカラーの髪飾りもかわいいです♪
街で働き、街で暮らす
オーガニックなお店のいとなみ
「自然食品のお店かれん」の店頭にあるカラフルな看板は、
毎回メンバーの方が描いています。
商品の陳列、運搬などの仕事もメンバーが行なっていて、
お店は忙しい中にも仕事を覚え、達成感を得ることができる場所になっているとのこと。
1984年に大倉山駅の近くでオーガニック野菜などをあつかう「みんなのお店」をオープンする前は、地域で有志の方達が集まって自然素材の石鹸や食材を共同購入していたそうです。
そこに支援級(当時は特殊学級)の教員をしている方もいらして、その先生から卒業した生徒さんが活動できる場があったらとの話があったことがきっかけで、かれんのお店ができました。
初代理事長さんが好きな歌、喜納昌吉さんの『花』から
「花が連なる」みんなが花であるという意味を込めて「かれん」と名付けられたとのこと。
『障がいのある人たちが街で働き、街で暮らす。なんの違和感もなく。
これが私たちの街・社会のあり方だと考え、大倉山駅のすぐ近くに「みんなのお店」を1984年にオープンさせました。
ここで働くメンバーは明るく元気いっぱいです。
多くの方々の支援のもとに「かれん」を設立することができました。』
『大倉山の地域福祉のひとつの拠点としてこれからも街のなかで根をはり福祉に対する理解を深めていきたい思いです。』
と初代理事長さんやお店立上げ当時の方達は語ります。
地元横浜の知合いの農家さんが育てたお野菜もあって、つながりを感じますね(^^)
店に入る時に、メンバーの方が「今朝、横浜の農家さんが持ってきてくれた野菜です」と声をかけてくれました。
近隣の農家さんが朝収穫した菜の花などが店頭に並んでいて思わずチョイス(笑)
暮らしに溶けこむ 街のオーガニックな空間
「かれんで売っている野菜は、地元でとれたもの、あるいは古くから信頼している農家さんからのものを置いています。旬の野菜を売っているので、品数は他のお店のように多くはありませんが、採れたてで新鮮、安全、お値段も決して高くありません。コロナ禍だからこそ、子ども、孫のためにも食生活の大切さ、環境のことなど、真剣に考えたいもの。
どうぞご来店お待ちしています。」
と自然食品店かれんからのメッセージ。
パンは80円~、ケーキ(1カット)300円~、クッキーは350円~ の税込みで販売。
「大切に育てた野菜の販路がないとお困りの農家さん、かれんに野菜を提供してもいいなとお考えの農家さんはご相談ください」とのこと。
気になる農家さんは
電話・fax 045-545-8939 まで ぜひお問い合わせください^^
地球にやさしい食材や石鹸などをあつかい、地域とゆるやかにつながるかれんのお店。
オーガニック食材やおいしいパンを買いに
かれんのお店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(値段等は2021年10月掲載時の情報です)
自然食品のお店 かれん http://karen.or.jp/
食探訪人ふくちゃん
料理を作ること、食べることが好きな「キチラブ」サポーター第1期生。週1回、横浜の農家さんの畑で援農(ベジサポ)の土いじりでリフレッシュ。家で時々、自家製酵母を使って焙煎した米ぬか(ライスブラン)が入ったパンを焼く。米ぬかを使いこなしたいとレシピ開拓中。ビートルズ、ジャズやボサノバなどが好きな音楽と食の探訪人。