2020年8月24日完成の「Kitchen Love the Earth」第6号連動企画。本誌「レトルトカレーで旅気分!海外VS国内のご当地カレー味比べ」ではほんの一部しか紹介できませんでしたが、ウェブではたっぷりと世界各国と国内の個性派レトルトカレーをご紹介しちゃいます。
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各家庭の「お母さんの味」から、その土地ならではの「ご当地カレー」まで、ここまでバリエーションの多いメニューって他にはなかなかないですよね。
そこで日本各地のご当地カレーや、世界各国のカレーの違い、レトルトで食べ比べてみました! 旅行もなかなかできないこの夏、せっかくだから各地のカレーを食べてグルメ旅気分を楽しんじゃいましょう。
世界のカレー編
インドカレーやタイカレーといった、王道カレーはもちろんのこと、世界には個性的なカレーがいろいろ! レトルトになっていないメニューも多いのですが、最近は本格的な現地の味を再現したレトルトも増えていますよ!
タイカレー
日本でもおなじみのタイカレーは、スパイシーなスープカレー。スパイスの刺激と、ココナッツミルクのまろやかな味わいが絶妙! 比較的サラサラしているのが特徴です。レモングラスやパクチーの香りが爽やかで、本格的な異国の風味を感じつつ辛さはそれほど強くない感じがします。幅広い層におすすめの味!
マレーシアカレー
インドネシアを代表する煮込み料理「ルンダン」。2017年にCNNで発表された「世界で一番美味しい料理」では1位に輝いた人気メニューです。ボリュームたっぷりの牛肉がゴロゴロ入っていて、レトルトとは思えないほどの本格派! 荻窪の人気マレーシア料理店が監修した味をぜひ!辛さもマイルドです。
インドカレー
ベンガル料理探求チーム「石濱匡雄&ユザーン」監修のレトルト。「カレーと言えばインド」とイメージする人も多いと思いますが、米をよく使うのが特徴のひとつであるベンガル家庭料理は未体験の人も多いのでは。このレトルト、マトンとジャガイモがゴロっと入った食べ応え抜群の一品です。マトン好きなら試してみて。
ミャンマーカレー
注目度急上昇の鶏肉カレー「チェッターヒン」。ミャンマー料理研究家・保芦ヒロスケ氏が3年の歳月を費やして完成させたというレトルトには、手羽元2本が入ってボリュームたっぷり! ミャンマー料理に欠かせないピーナッツオイルやオリジナルスパイスミックスが効いた刺激たっぷりの一皿です。辛いもの好きならぜひ!
日本のカレー編
お土産としても人気の国内ご当地カレー。特産品を使ったり、地域を盛り上げるために地元の人が連携して開発したものなど、種類やストーリーもいろいろ! ご当地応援の気持ちでいろいろ食べてみたくなりますね。
北海道カレー
美味しい食材の宝庫である北海道のレトルトカレーは、具材もいろいろ。海鮮モノから野菜まで地元の食材をふんだんに使ったメニューが数多くあります。そんななかでも北海道カレーの代表格なのがスープカレー。これは、国産玉ねぎがゴロっとまるごと入っていて、具材の存在感が抜群! 骨付きチキンも存在感ありです。
沖縄カレー
飼育環境にもこだわりをもって沖縄で育てられ、幻の豚ともいわれる「紅あぐー」。一般的な豚肉よりもコレステロールが少なく、身体によいとされるオレイン酸やコラーゲンを含むという美容と健康にも良さそうな豚肉です。甘みのある脂が、カレーをマイルドにしてくれていて食べやすい。何杯でもいけちゃいそうです。
長崎・壱岐の島カレー
九州の玄界灘にある壱岐島では、周辺でよく獲れるさざえをカレーに入れるのは一般的だそう。さざえ専門会社が、さざえと裏ごししたワタを入れて作ったご当地カレーは、他のカレーとは明らかに違う味わい! しっかり濃いめのコク深い味わいは、佃煮のような磯の濃厚さも感じます。酒のツマミにも良さそう!
山梨・甲州カレー
小林牧場の甲州ワインビーフを、具材だけでなくルウにも使ったレトルトカレー。山梨の自然のなか、ポリフェノールたっぷりのぶどうの搾り粕の飼料を食べて育った牛は、従来の飼料で育つ牛よりも酸化が進まず、牛肉の臭みも減って、柔らかい赤身の肉になるそう。洋食屋で食べるような優しい甘みのカレーです。