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2022.03.19

みそまる(みそ玉)でエコ&クイックな朝ごはんをどうぞ!

  • お湯を注げば、きちんと手作り和食ごはん
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みそまる(みそ玉)は、みそにだしと具材を混ぜて1杯分のサイズに丸めた即席みそ汁の素。お湯を注ぐだけで食べられるので、忙しい朝にはもちろん、お弁当などにも大活躍。1杯のみそ汁があれば、和のごはんがととのいます。
常備しておけば、地震など、いざという時にも重宝すること間違いなし。いいことづくめの自家製食材です。

みそまるレシピ①
子どもも大好きなじゃこ入り〜じゃこと湯葉

じゃこと湯葉のみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、ちりめんじゃこ大さじ2、乾燥湯葉大さじ1(砕く)、しそ2~3枚(細切り)


みそまるレシピ②
生姜入りで身体ポカポカ〜油あげとごぼう

油あげとごぼうのみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、油あげ1/3枚(5mm四方に刻む)、乾燥ごぼう大さじ1(粗く刻む)、生姜1/4かけ(せん切り)


みそまるレシピ③
ゆずの風味がアクセント〜具だくさん和風みそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、油あげ1/3枚(5mm四方に刻む)、切干大根大さじ1/2、ねぎ3cm(小口切り)、乾燥わかめ大さじ1/2(粗く刻む)、乾燥ゆず小さじ1


みそまるレシピ④
ふわふわ食感で食べやすい〜はんぺんとわかめ

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、はんぺん1/4枚(粗く刻む)、乾燥わかめ大さじ1/2(粗く刻む)、ねぎ3cm(小口切り)


みそまるレシピ⑤
春らしい華やかな色合い〜油あげと桜えび

はんぺんとわかめのみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、油あげ1/3枚(5mm四方に刻む)、干し桜えび大さじ1/2、ねぎ3cm(小口切り)


みそまるレシピ⑥
王道の組み合わせ〜油あげと海苔

油あげと海苔のみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、油あげ1/3枚(5mm四方に刻む)、海苔全形1枚、かいわれ大根5〜6本(1cm程度に切る)


みそまるレシピ⑦
腸活にもおすすめ〜ごまと寒天

油あげと海苔のみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、ごま大さじ1/2、糸寒天大さじ1.5(粗く刻む)、乾燥わかめ大さじ1(粗く刻む)、ごま油小さじ1/2


みそまるレシピ⑧
乾物を有効活用〜高野豆腐と天かす

高野豆腐と天かすのみそまる

【材料(5個分)】
みそ90g、だし大さじ1、高野豆腐4g(粗く刻む)、天かす大さじ1、みつば2本(1cm程度に切る)


基本の「みそまる(みそ玉)」の作り方

STEP1
具材を適当な大きさに刻む

STEP2
みそとだしを混ぜる

STEP3
すべての具材を混ぜ合わせる

STEP4
1杯分(直径約3cm)のだんご状に丸める

STEP5
ラップなどに包み、密閉容器に入れる

※具材にもよりますが冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月が保存の目安です。冷凍庫に入れてもカチカチに凍らないので、取り出してすぐにみそ汁が楽しめます。生食材を使用した場合は、できるだけ早く食べ切ってください。

※だしの量は形や粒の大きさにもよるので、適宜調整してください。

※野菜などの生食材を使用する場合は、しっかり水分をふき取ってください。




みそまる(みそ玉)を美味しく作るための
みそとだし選び

【みそ】

2~3種類のみそを混ぜ合わせると、味に奥行きとまろやかさが出て、さらに美味しくなります。「赤みそ」と「白みそ」を合わせたり、原料の違う「米みそ」と「豆みそ」を合わせたり、いろいろ試してお気に入りのオリジナルみそを作りましょう。

【だし】

市販の顆粒だしでもOKですが、煮干し、昆布、かつおぶしなどをミル(ミキサー)で粉末にして使うのがおすすめ。みそまる5個分で大さじ1が基本ですが、市販の顆粒だしならその半分。塩分が入ったタイプの顆粒だしならさらに量を減らしてください。


→「Kitchen Love the Earth」第14号本誌情報はこちらから


レシピ提供、監修・藤本智子/スタイリング・佐藤智子/撮影・栗原一康/・川原舞子




  • LOVE THE EARTHポイント
  • ①自家製だからゴミが出ない:カンタン・便利なのに自家製だから、パッケージなどの余計なゴミが出ません。
    ②フードロス対策に:賞味期限の長い乾物類を有効活用。余った野菜を干し野菜にすれば、具材に使えます。
    ③いざという時の非常食に:常備しておけば、地震などいざという時に温かい汁物がすぐに食べられます。
  • レシピ提供・監修

    藤本智子(ふじもとともこ)さん

    1985年生まれ、神奈川県出身。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始(2019年味噌伝道師MISODOに改名)。(株)ミソド代表取締役/味噌専門のWEBメディア「味噌プレス」編集長/みそまる考案/みそソムリエ

    ジャパン味噌プレス https://miso-press.jp/

    Instagram https://www.instagram.com/misodo100/

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