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  • おいしく、やさしく、おおらかに みんなを結ぶ「おむすび」
2020.03.27

金井米穀店(吉祥寺) 金井一浩さんに聞いた お米屋さん直伝! おむすびのコツ

  • 特集:おむすびで、想いを結ぶ。
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1.お米の選び方、炊き方

口溶けのよさは米選び&炊飯に

ササニシキなど粘りが少ない品種を選び、精白米より栄養価が高い七分づき米を使う。浸水は短時間(15分~30分)で炊きたてをむすぶのがベスト。時間が経つとねばりが出る。水分が多い時はボウルなどに出し、しゃもじで切るように攪拌して水分を飛ばす。

2.塩の振り方、むすび方

水っぽくなり不衛生な手水は不要

ラップを敷いたまな板に1つまみの自然塩を広げる。お米の量は90~100g/1個。具材を合わせて100gになるイメージ。かたまりをしゃもじでほぐし、真ん中に具をのせてラップで包むようにまとめて、握らないように2回むすぶ。

3.のりの巻き方

ストールを肩に羽織るように巻く

全形のりを長い辺で3等分にカットして、ストールを肩に羽織るように巻く。のりを下から巻くと左右からお米が崩れてしまうが、この巻き方なら大丈夫。上質すぎるのりを使うと味が強い上に溶けてしまうので、ランクでいうと中の下の物がおすすめ!

どうして三角?おむすびに秘められたエネルギー!

神道とつながりの深いおむすび。「3つの角に、古事記に出てくる万物創造の三柱の神を宿しているといわれています」(金井米穀店・金井さん)。神格化されている山の力を授かる形という説も。日本人のソウルフード・おむすびは、見えない力に満ちています。

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