協力・ビオサケプロジェクト、仁井田本家、寺田本家、菊池酒造、桜うづまき酒造
構成・キチラブ編集部
コロナ禍も落ち着いてきましたが、今も外ではお酒を飲まず、おうちで楽しむ方も多いのでは?
そんな「おうち居酒屋」を、せっかくならオーガニック、サステナブルなお酒とおつまみで楽しんでみては。
まずは、意外と知られていないオーガニック&ナチュラルな原料と製法でできた「ビオサケ」をご紹介。飲めばオーガニック農家だけでなく、地球環境の応援にもつながります。
オーガニックなお酒「ビオサケ」とは?
「ビオサケ」とは、日本のオーガニックを応援する団体であり、キチラブの発行元でもあるオーガニックヴィレッジジャパン(OVJ)が、お酒の世界でもオーガニックの価値を知ってもらうために考えた独自の定義です。
(1)有機JAS認証を取得している、または(2)可能な限り農薬化学肥料を使用しない原材料により、自然の力を生かした製法を採用している、いずれかのお酒のことを指します。
「仁井田本家」や「寺田本家」はその代表ですが、ここ数年、新たに「ビオサケ」を製造し始めた酒蔵も現れ、今後その数は増加していくことが期待できます。
「ビオサケ」がこれから注目される理由
「ビオサケ」が増えれば、オーガニックな酒造りの原料を作ろうという農家が増え、それに伴い、土壌に優しい農業が広がり、結果として地球環境が守られていきます。
これまでの原料作り、酒造りももちろん大切です。しかし、持続可能な社会を維持していくために、オーガニックな農業の拡大は国の農業全体で注目されています。
その動きを酒造りの観点で支えていくのが、「ビオサケ」なのです。
オーガニックヴィレッジジャパン(OVJ)の取り組み
TOPIC1
10月、オリジナルビオサケ完成!
自然の力を生かした「ビオサケ」の大切さをリアルに知り、体感するために、昨年よりオーガニック酒米を育て、今年7月からは酒造りに着手。オリジナルの「ビオサケ」が10月に完成します。酒造りは、「ビオサケ」酒蔵の代表である仁井田本家により、古来の製法の夏仕込みに挑戦!
TOPIC2
ビオサケの専用サイトもオープン!
これまでも全国各地で、オーガニックなお酒は作られてきましたが、情報が点在し、「ビオサケ」として横断的にその価値を知ってもらう機会はありませんでした。
そこで、「ビオサケ」の商品情報から蔵情報はもちろん、買える店、飲める店をまとめた情報サイトを今年秋に完成させます!
主なビオサケを造る酒造リスト