高い抗菌作用で、
風邪や感染症を予防してくれる!
ティートゥリーは、オーストラリアやニュージーランドを原産とする常緑性の低木で、殺菌消臭の効果があることから、オーストラリアの先住民アボリジニは、伝統薬ハーブとしてケガや皮膚の治療に利用してきました。ティートゥリーに含まれる「テルペネン4オール」という成分が、高い抗菌作用の源となっており、水虫やニキビなどなど皮膚のトラブルを治療する効果が期待できると言われています。
葉から抽出される精油は、アロマテラピーに使うほか、石鹸や洗浄剤に配合するなどして使われています。ハーブが医療の現場でも活用されている欧米では、殺菌・抗菌効果があるとして、感染症の再発防止や免疫力アップのために処方されるケースも。風邪・インフルエンザ・気管支炎などが気になる季節には、頼りになるハーブと言えそうです。
心にも効き、
パワーを与えてくれる!
すっきりとしたティートゥリーの香りは、嗅ぐだけで免疫力が上がると言われています。また、心にも作用する力が高く、肯定的に物事を捉える手助けをしてくれると言われています。精神的な不安を和らげ、自信を持たせ、活性化するパワーを与えてくれます。何か壁を乗り越えないといけない時、状況を変えないといけない時にこの香りを取り入れるのもおすすめです。
単体でももちろん効果を発揮しますが、お手持ちのエッセンシャルオイルとブレンドをすることで、香りを楽しみつつ、風邪の予防も期待できます。
手軽に使用することができるため、ぜひお手に取ってホリスティックライフを楽しんでいただけたら幸いです。
Haruna Sema
アロマデザイナー『わたしだけが知っているわたしの望む香り』をテーマに、オーガニック・野生種の精油を使用して香りを作っている。パーソナル、企業用の香りから、イベント・結婚式・音楽ライブの空間演出など、幅広く活動中。国産の精油に関しては、環境に配慮された作り方をしている作り手の畑や蒸留所まで足を運び、納得した香りのみを使用。一人ひとりに寄り添った香りをデザインしている。