もう残念弁当なんて言わせない
季節野菜で、すき間と色映え対策を
朝キレイに詰めたはずなのに、昼には中身が軽く崩壊、「残念な状態になっていたよ」と言われた経験はありませんか。せっかく作るなら、インスタ映えして、食べる人が喜ぶお弁当にしたいもの。元気な野菜やお米を使ったお弁当を製造販売する「オーガニック・キッチン」の浦美樹子さんに、野菜を活用した詰め方のコツをお聞きしました。
1)千切り、ゴロッ、四角。形にバリエーションを
すき間を埋めてお弁当を崩れにくくするには、野菜を活用。切り方にバリエーションをつければ、いろんなスペースに入るし、見た目にも変化が出る。加熱したざく切りキャベツをオイルコートして、塩胡椒で軽く味付けしたものは、すき間対策にも栄養バランス的にもおすすめ
2)色映えには白・ピンク・紫の野菜を
お弁当の色映えには「赤・緑・黄」だけじゃなく、カブや大根の「白」、紫キャベツやビーツ、赤カブなどの「ピンク・紫」を意識して。季節の野菜から探してみよう
3)大地の力が味わえる野菜を選ぶ
野菜の味付けに調味料を多く使うと、余分な水分が出やすく汁もれの原因になり、味もぼやけてしまう。農薬や化学肥料に頼らず、自然の力で元気に育った野菜を選べば、余分な味付けをしなくても美味しく食べられる
今日は和食、中華、イタリアン?
テーマを決めれば味移りもOK!
味移りも悩みのひとつ。しっかり水分を取って詰めるほか、あらかじめ想定して作るのもアリです。和風や中華など、お弁当のテーマを決めて味付けすれば、味移りが気にならず、逆に美味しく感じられるかも。
野菜を選ぶ際の基本は「季節の野菜を選ぶ」こと。栄養価が高いし、見た目だって元気いっぱい。季節の野菜をとことん活用して、見て「美味しそう!」、食べて「美味しい!」お弁当作りを実現させましょう。
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- 季節野菜を活用したお弁当のKitchen Love the Earthポイント
- マカロニなどですき間を埋めるより、栄養バランス○
農薬や化学肥料に頼らない野菜なら、余分な味付け不要
季節の野菜は栄養価が高く、見た目も元気いっぱい
取材協力:オーガニック・キッチン
https://www.organic-kitchen.co.jp